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 子どもの面接一問一答事例


*最近、子どもにそこまで聞くのかというケースが目立って多くなっています。なぜ、この学校に入りたいのか、この学校のほかにどこを受験するのか、両方とも合格したらどっちに通いたいか等々です。
*なぜ? それで? どうしてそうおもうのか? 対話力の有無をチェックされるケースが増えています。


 

 
質問例


「この学校には何回来ましたか?」

 



質問の意図


*合格したら本気で入学する気があるのかどうか。それを知りたいための質問です。通常は保護者に質問しますが、最近は、子どもに質問するケースが増えています。保護者面接でしっかりした心証が得られないときは、子どもに聞くこともあります。

*ストレートに「志望理由をお聞かせください」とは聞きません。「この学校には何回来ましたか?」「この学校のどんなところが好きですか?」などと、子どもでも答えられるようなことを質問します。

*何回、来たかと聞かれて子どもが「来ていません」と答えれば、滑り止めか試験慣れのための受験かもしれないという疑念を持ちます。しかし、相手は子どもですから、それ以上、突っ込んだ質問は出ません。ただし、「本気度」に疑念を持たれたことはマイナス要因となります。




回答例



@「1回(あるいは2回)、来ました」
A「来ていません」

*「この学校には何回来ましたか?」と聞かれたのですから、「1回(あるいは2回)、来ました」あるいは「来ていません」と答えるしかありません。

*聞かれてもいないのに、「やさしいおねえさんにいろいろ教えてもらいました。私もこういう学校で勉強したいです」などと言い出してしまうと、親から教えられた答えだとすぐわかりますから面接官はシラけます。

*この学校に来たことがあると答えたばあい、「この学校のどんなところが好きになりましたか?」と質問が続くことがあります。このときに、「わかりません」と答えてしまったら面接官はがっかりします。子どもらしい答えがほしいですね。

*どう答えるかは、お子さん次第です。難しい質問だと黙ってしまうとか、逆に、ウケを狙って何を言い出すかわからないという不安があるようなら、この学校のおにいちゃん(おねえちゃん)はやさしくてよかったねとか、先生はおもしろいね。こういう先生に勉強を教えてもらえるといいね。図書室にはたくさんの本があったね・・などと、子どもの頭にインプットしておくのも1つの方法です。



関連質問

「この学校のどんなところが好きになりましたか?」
「この学校に入ったら、どんな勉強をしたいですか」
「なぜこの学校がいいとおもいましたか」