掲載記事一覧

 会員入り口

入会手続き

 図書の購入

立ち読みコーナー

 よくあるご質問

お問い合わせ

 会社概要

幼児教室(首都圏)

幼児教室(関西)

トップページへ


新設の慶應小学校には最強プロジェクトで臨みます。

アリスこどもスクール代表 野笹玲子さん


アリスこどもスクール
225-0002 神奈川県横浜市青葉区美しが丘5-35-2 インペリアルMビル401
電話 045-905-5488
http://www.alice-cs.co.jp





──幼稚舎、早稲田だけでなく、桐蔭、桐光、カリタス、森村、横浜雙葉など、相変わらず神奈川地区の主要校には強いですね。
野笹 年明けに、名古屋の南山小学校を受験されたお子さんが合格してくれましたので、今年はパーフェクトでした。本当にうれしいですね。
――過去にも小林聖心(大阪)、同志社小学校(京都)等、関西地区の難関校にも合格例がありますが、アリスで指導を受けた子はどこでも通用しますか(笑)。
野笹 いや、そんなおこがましい気持ちはありません。そもそも大阪や京都の私立校については、情報がほとんどなく、出題ジャンルを調べて過去問を取り寄せるぐらいのことしかできません。それでも合格したのは、お子さんが頑張ってくれたからです。受験準備の基本は、受験を通して親子で学ぶ楽しさを知り、充実した日々を過ごして欲しいということ、そして、小学校の初等教育につながる基礎力を身に付けさせたいという気持ちで指導しています。先生の話をしっかりと聞いて、よく考えるという学ぶ姿勢を身につけ、総合力のあるバランスのよい子に育てたいと思っていますが、そうした指導方針がいろいろな学校に受け入れられたからだと思います。

――こちらは第一志望校の合格率が毎年90%以上となっていますが、志望校対策がうまく行っているということですか?
野笹 入試直前の志望校別コース(4か月間)で仕上げを行っていきますが、その前の段階の基礎がきちんと理解できていなければ志望校選択に柔軟性がなくなってしまいます。たとえば、第一志望が上位の女子校としましょう。第二志望は中堅の女子校とするのか、または中学受験が強い共学校で中高一貫の難関女子校にチャレンジするという選択も充分考えられます。ですから、入会当初からコースを選択してしまうのはあまりに危険で、むしろお子様の資質や性格等を十分に見極めてからのほうが的確で無駄のない準備ができるはずです。

●「慶應義塾小学校対応年少特別クラス」を開講

――2011年、慶應大学が横浜市青葉区荏田に小中一貫校を開校する予定です。こちらでは「慶應義塾小学校対応年少特別クラス」を2008年4月より開講しますが、どんな指導方針ですか。
野笹 毎年、アリスの教室から幼稚舎には合格者を出しておりますが、この子たちにはいくつか共通点がありましてね、1つは、子どもらしい「品格のある子」です。それは家庭やご両親の品格ということになるでしょう。つまり、礼儀・しつけ・礼節(場をわきまえる)などがきちんと身に付いているお子さんです。もう1つは、やはり言語表現力や身体表現力の豊かな子です。そして、意欲や向上心をもって取り組める、強い精神力をもった子どもに育てることを目指します。

――こちらの教室で指導を受け、幼稚舎に合格したお母さんに取材したことがありますが、日程が調整できるなら受験したらどうかと先生に勧められたのがきっかけと言っていました。合格の可能性があったんですか?
野笹 ええ。ご両親はまさかと思っていたようですが、バランスがとれていて、しかも子どもらしい品格のあるお子さんでしたから、試験当日、この子が自分の持ち味をうまく表現できれば合格の可能性があると思っていました。私どもでは幼稚舎コースとか何々校コースというものは仕上げの段階で行っています。入会当初から特定の学校向けの指導をするのは適切ではありません。

アリスでは、受験した学校すべてに合格するお子さんがよくいますが、要するに、基礎がしっかりできているお子さんはどの学校もほしいということです。ですから、バランスがとれたお子さんに仕上げる、これが受験対策の基本です。志望校対策は入試前の4か月で十分です。ただ、準備期間がどれくらいあるかが問題です。短期間にそれが可能なお子さんもいますが、どこを受験しても合格の可能性があると見きわめをつけるには、年中からのスタートでは時間が足りないケースが多いのです。

とくに幼稚舎の場合は、「バランス」と「品格」がキーワードになってくると思いますから、短期間で合格レベルまで仕上げるのはむずかしいのです。平成20年4月から「慶應小学校向け年少特別クラス」を開講するのも、準備期間に2年半あれば、合格レベルまで引き上げるのは可能と考えてのことです。
――カリキュラムは出来ていますか?
野笹 授業は90分です。絵画、造形、運動、音感・リトミック、表現(言語・身体)、生活習慣・礼儀、行動観察などを予定しています。担当教師もカリキュラムも、アリスの合格実績を築いてきた最強プロジェクトで臨みます。

●私立小学校が望んでいるのはどんな親子か

──「小学校受験は能力があるだけでは合格できない」というのが先生の基本的な姿勢のようですが‥‥。
野笹 私は教師として小学校受験に携わって20年になりますが、小学校受験というのは、単に子供の能力や資質が問われているのではなく、その家庭の環境や親御さんの考え方や生き方、姿勢を含めた総括的な試験だと思っています。

私立の先生方が異口同音におっしゃることは「親がしっかりとした考え方をもって育てている家庭のお子さんを迎えたい」「どういう学校なのかをよく知って志願してほしい」という点です。公立は何だか不安だとか、中学受験はしたくない、周りのお友達が私立を受験するからうちの子も‥‥といった安易な気持ちで受験したのでは、私学の先生方に見透かされてしまうのです。

親御さんには「どんな子に育てたいかをご夫婦でよく話し合い、親子で学ぶ姿勢を持って下さい」その上で「その子を本当に伸ばしてくれる学校、その子らしく生き生きと輝いて学べる学校を一緒になって真剣に探していきましょう」とお話しています。

●待てる子、我慢できる子、譲れる子が合格する

──アリスでは、知育・徳育・体育の他に、思いやりとか我慢するなど、「心を育てる」ことを重視していますね。
野笹 ええ。最近の子供達を見ていると、同じもので遊んでいても各々が一人遊びをしていて、友達と話し合ったり、一緒に何かを作ろうとはしません。そういう機会がなく、どうしたら良いのかわからないのです。しかし、小学校の集団生活の中では、待ったり、我慢したり、譲り合ったり、話し合うことが求められます。

ですから、試験ではそうした場面を与えて、姿勢が備わっているかどうか見るのです。最近はこうした行動観察が重視されていますから「一番先にならなくてもよいから、一番最後にならない」と教えています。お友達と同じ速さで行動できないと集団の中では迷惑になるからです。

アリスでは、協調性や社会性を育てるために、グループ活動には力を入れていますが、我が強くて絶対に譲れない子とか、反対に、消極的過ぎて仲間に入れない子には、根気よく機会を与えて集団の中で指導していくと、僕は譲りますとか、一列に並んで順番を待つとか、自分の意見を言うことができるようになってきます。

●「人の話を聞ける子」に育てるには読書指導が一番

──「読書指導」にも力を入れていますね。
野笹 絵本の読み聞かせは、子供の思考力を育てるからです。私の読書の授業では、自分の考えや意見を「頭の中できちんと組み立てて話をする」という言語表現力を育てることを目的としています。

たとえ、その授業の中で発言ができなくても、それを責めたりしません。お友達の話し合いの中で刺激を受けることが大切なのです。だからこそ、幼児の読書の授業は公開しなければ意味がありません。お母さん達も一緒に考え、授業の後に各々のご家庭でディスカッションをして、家庭生活の中で読書を楽しめるようにするための導入として授業があるのです。

このプロセスを経て、受験が終わった子供達の「もうすぐ1年生」の読書の授業では、お友達の意見をよく聞いて、とても活発に発言をして、小学校2年生くらいのレベルですごく楽しい授業ができるんです。多くの卒業生が作文や読書感想文で賞をいただいています。

読書の授業を取り入れているもう一つの目的は、このように「人の話を聞ける子」に育てるためです。お話の記憶の問題が多くの学校で出題されていますが、これは単に記憶力だけではなく、話を聞いている時の表情や様子から、意欲をもって聞こうとする姿勢が身に付いているか、また子供を通して、両親が家庭で読み聞かせをしているかというご両親の意識も見ていると言えるでしょう。

絵本の読み聞かせはとても良いことだ、必要だから読んであげなければ‥‥と義務でするのではなく、お父さんお母さん自身が表情豊かにお話上手になって楽しまなければ、子供達だって楽しくはないし感受性は育ちません。それには、ご両親ももっと本を読んでほしいですね。

お父さんお母さんが熱心に本を読んでいる姿を見れば、子供達は、本はそんなにおもしろいものなのかと興味を持ち、絵本を読んでとせがむようになります。アリスには図書館があって、子供たちや親御さんに自由に本を貸し出しています。

●とっておきの情報はアリスOBが教えてくれる

──こちらには、アリスの卒業生の母親がつくる「母の会」があるそうですね。
野笹 ええ。学校ごとや、その年の同じクラスの同窓会的なものもあり、私を抜きにしても集まって学校の情報の交換をしたり、小さくなった制服のお譲りもしているようですよ。他のお教室では考えられないでしょうね(笑)。

──これから受験するお母さん方には、この母の会はいろいろとメリットがありそうですね。
野笹 そうですね。受験当日の様子などは私にはわからない部分ですから、それは実際に試験を受けたお母さん達から直接聞いてアドバイスしてもらうのが1番だと思っています。また、在校生のご父母のお話がどんな情報よりも正確です。

今はネットなどで簡単に情報が得られますが、安易な分だけ無責任な情報も乱れ飛んでいますから、正確な学校情報をお伝えすることも教室の大切な役割の1つと認識しています。校長様達が望んでおられる「名前ではなく、よく学校を知って受験する」ということが、お子さんにとって最も大切なことであると私も考えるからです。野笹から紹介されたと言えば、どのお母さんも快く相談に応じてくれます。

みんなそうやって応援してもらって合格したので、次の人達のお役に立ちたいと思ってくださいます。それにお父さんのための父親講座も3回行われ、受験したお父さん達が貴重な体験談をお話しして協力してくださいます。受験にはお父さんの理解と協力が欠かせないのです。これがアリスの財産です。

──親の結束力が強いようですね
野笹 ライバルではなく戦友という意識があるんじゃないでしょうか。アリスはみんなで一緒に合格しようという教室です。みんなが頑張っているから励まし合って頑張れるんです。私は時には、子供達を抱きしめて、真剣に叱りますし、納得するまで語りかけます。そしてご両親にもいろいろと厳しいことを申し上げることもありますが、私の真意をしっかりと理解して受け止めて下さるからなのでしょうね。子供と教師、ご両親と教師、そして親御さん同志の信頼関係が築けないと教室としては成り立ちません。

小学校受験というのは、子供への指導だけでなく、いかにご父母の心の支えになれるかが、受験の教師に求められる最も大切な資質の一つであると考えています。それには、各々のご父母が抱いている不安やあせり、悩み、迷い等をリアルタイムで受け止めて対応してあげられるだけの時間的な自由と経験が絶対的に必要なのです。

制限がある組織の中では、それは難しいことでしょうけれど‥‥私の生活、いえ人生そのものがアリスですから、それが可能なのです。これが信頼関係に基づくアリスの手作りの受験です。アリスの教室は一つしかありません。野笹という人間が全力で守れる城は一つです。守る城が多くなれば、無理と無駄が出て、その分指導力が減ったり、低下するのが目に見えています。

さらに、一昨年から、アリスのような一国一城の主として指導しておられる教室の先生方とネットワークを作り、情報交換や研究会を始めました。たとえば、アリスからは遠い中央線や埼玉の学校を受験する子のために、その方面に強い教室の先生から、問題傾向や面接対策の情報をいただき、反対にアリスが得意な神奈川の学校について提供するという具合に。これはとても効果を上げています。

――ありがとうございました。



トップページへ