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合格率NO.1(神奈川県)は、
志望校別の合格ノウハウを持っているからです。

どんちゃかグループ理英会 
田園都市ブロックリーダー
安部宏之さん


どんちゃかグループ理英会
221-0056 横浜市神奈川区金港町5-32 ベイフロント横浜ビル5F
0120-04-2870
http://www.rieikai.com





●2008年1月から「受験慶應クラブ」を開講

――2007年秋の合格者をみると、神奈川県下では7年連続してナンバー1ですね。
安部 ええ。
――精華は定員80名に対して85名合格、そのほか聖ヨゼフ58名、鎌倉女子大初等部42名、清泉41名、捜真29名、湘南学園27名、湘南白百合23名、森村41名、桐蔭25名など、募集定員の半数以上あるいは三分の一を超える学校がズラリ並んでいます。国大附属119名(一次)についても圧倒的な数ですね。
安部 ただ、ほとんどの受験者が併願ですから、合格者全員が入学したというわけではありませんが、1年生2クラスのうち1クラスは理英会出身者という学校もあります。

――2011年4月に開校する「慶應小学校(仮称)」向けには、どんな対応を予定していますか。
安部 まあ、地元の教室ということもあって、ニュースが報道された直後からお問い合わせを多数いただいておりますが、2008年1月から、「受験慶應クラブ」というコースを新たにつくりました。2004年4月2日〜2005年4月1日生まれの方で理英会の在籍生に限らせていただいています。期間は2008年1月〜2009年10月までの1年間、それ以降は、これまでの志望校別慶應ゼミに移行します。

――カリキュラムは‥‥
安部 そうですね、きらきらコース・年少コース・年中コースのカリキュラムと連携したもので指導するということでスタートしましたが、慶應小学校に関しては、設立時期以外に具体的なことは何も公表されていません。入試についても、幼稚舎と同じスタイルになるのか、知能テスト的なものを実施するのか、その辺がまったくわかりませんが、そのどちらにも対応できるようにしたいと考えています。

――志望校別慶應ゼミに移行するまでの1年間、どんな方針で指導しますか?
安部 まだ3歳ですからね‥‥。やはり親子関係のあり方をメインにした授業になると思います。入試までまるまる3年間あります。これだけの準備期間をいただけるなら、合格レベルにまで引き上げることはできると思っています。

●合格するため実践的なノウハウをもっている強み

――10名以上の合格者を出している学校は首都圏地区で30校を超えますが、合格者が多い理由は何ですか。
安部 いろいろありますが、やはり、志望校対策が充実していることだと思います。たとえば、精華小学校のケースで申し上げると、ここは床に座ってテストを受けますから、私どもの授業でも仕上げの段階では床でペーパーテストに慣れさせるようにしています。

また、この学校は解答を間違えたときは消しゴムを使わせていますが、子どもの場合、消しゴムは使い慣れていないとなかなかうまく消せません。ですから、授業では教師がわざとミスをしてここを消しゴムで消してくださいと指示します。そこまできめ細かい指導をしています。要するに、志望校別に合格するためにはどうしたらいいかの実践的なノウハウをもっているということです。

それからある学校の場合、ペーパーテストは30点満点のうち、たとえば女子は27点とれば合格圏内に入るということがわかっています。つまり、その学校を受験するにはペーパーで9割の正答率を確保すればいいということになりますが、子どもによって得手不得手があります。スピードが遅くて、わかっているのに最後の問題までできなかったとか、先生の指示を聞き間違えたなどの単純ミスをしないように仕上げをします。その辺が合格率の高さに繋がっていると思います。

――学校情報にも精通しているようですね
安部 私どもでは、10年前から、私立小学校の訪問活動を続けています。毎年20名前後のスタッフが手分けをして各学校の校長先生や現場の先生方にお目にかかり、お話をお伺いし、施設を見学させていただいています。私たちが実際に目で見て、先生方にお話を聞いて、感じたことをそのままお母さん方にお伝えするようにしてきました。

学校の本当の良さや特徴を知らずに、単に有名だからとか、中学受験に有利だから、エスカレータ式に進学できるからといった理由で決めてほしくなかったのです。また、学校側も、私たちを通して保護者に伝えてほしいこともあると思います。こうした学校訪問活動を続けてきた結果、8年前からは、首都圏各地で開催する「私立小学校情報フェア」に60校以上の協賛をいただいています。

――学校訪問のメリットはナマの情報が入るという点ですか。
安部 ええ。来年の教育方針の重点は何かなどをざっくばらんにお話いただけることもありますし、そうでない場合も、先生方の言葉の端々から、今、どんなことに関心をもっておられるかが推測できる場合もあります。それが来年の入試に反映するかもしれませんから、その学校を受験する保護者にはそういう情報を流します。お伝えしたキーワードの1つが保護者面接で質問されたというケースもあります。

インターネットで入手できる情報というのは、誰でも手に入るという時点ですでに情報価値は半減しています。その点、学校関係者に直接お会いして得た情報や感触といったものは、ほとんどの人が知らないという点で大きな意味をもつと思います。

●首都圏約80校の過去問をカリキュラムに盛り込む

安部 もう一つ、私どもでは首都圏約80校で過去に出題された入試問題をすべてをカリキュラムに組み込んでいます。小学校受験の入試問題は、言語、記憶、数量、推理など13領域に分類することができます。この13領域をさらに細分化すると250項目になります。プリント問題だけではなく生活面・運動等すべてのジャンルを網羅し、先生の話を立って聞くときの姿勢、立ったり座ったりするときの立ち居振る舞い、友だちと一緒に道具をつかうときの態度やマナー、会話の仕方にまで含んでいます。

――その250項目を勉強していれば、どの学校の入試にも対応できるということですか。
安部 ええ。でも、中学高校受験と違って、幼児の場合は発達段階に応じた指導が必要です。脳が十分に発達していない子どもに対して、いきなり回転図形の問題を出したら、どんな教え方をしても理解できません。子どもの脳というのは、ある日突然、首都圏の交通路線図のような複雑な回路ができあがるわけではありません。まず太い幹線道路ができて、それから枝道がいろいろと分かれてできあがるようです。だから回転図形を理解させるには、その前にいろいろなことを教えておかなければいけないのです。

その辺を無視して指導すると、子どもの「考える力」は育ちません。それに勉強嫌いになるのは目に見えています。私どもでは、13領域250項目を年少年中年長の各段階ごとに、いつ、どんな具体物を使って、どういう教え方をしたらいいかがわかる「カリキュラム・マップ」をつくってあります。十数年の歳月をかけてつくりあげた理英会独自のカリキュラムです。

●お母さんの負担が大きくなるほど合格は遠のく

――250項目のうち、家庭で勉強するのはどれくらいありますか。
安部 約半分です。授業では、おうちでやってきたことを発表してもらうようにしています。例えば蝶々結びという項目については、最初にかた結びから入って、1カ月かけて蝶々結びができるようにしてもらい、最終的に授業で発表してもらいます。250項目のうち半数は家庭でやっていただきたいといっても、お母さんの負担がとくに増えるとか、普段の生活に大きな変化があるわけじゃありません。これまでお母さんのお手伝いをしていない子だったら、ちょっとお手伝いをさせるという程度のことです。

――でも、親はノータッチでいいというわけにはいきませんね
安部 お母さんはノータッチでいいという受験はあり得ませんよ(笑)。受験というのは、お母さんとお子さんと塾の教師が手を取り合っていくものであって、塾の教師の役割はせいぜい3割です。というと、お母さんの負担が大きくなるようですが、子どもがみずから進んでお手伝いをしたり、新しいことを覚えようとする環境をつくってあげるのが、お母さんの仕事です。合格された方々にお伺いすると、「勉強しなさい」と叱ったことはほとんどないとおっしゃっています。

――家庭で教えるときの秘訣があれば‥‥。
安部 例えば家事の手伝いをさせるときには、ちょっとだけ工夫したらいいんです。「今日はあなたのお友だちが3人来るから、お皿を用意しておいてね。お皿の上にイチゴを5個ずつ乗せたいんだけど、イチゴを何個買ってきたらいいかしら?」と言えばいいんです。それがお母さんの仕事です。

指示が聞けないお子さんだったら、「今日は幼稚園バッグを玄関じゃなくて、居間の机の上に置いとくわね」と言っておく。子どもがちゃんと聞いていたかどうかは念押しをしない。「お母さん、玄関にないよ」と言ったら、話を聞いていなかったわけですよね。「お母さんの話もよく聞いてね」と言えば、「あ、そうか」と気づく。

お母さんがプリントを持ってきて、やりなさい、やりなさいと子どもの尻を叩く必要はありません。逆説的な言い方ですが、お母さんの負担が大きくなればなるほど、合格からは遠のくということです(笑)。

●わからない問題は「わからなかったボックス」へ

――プリントを教えるときのコツはなんですか
安部 子どもというのは、前に前に走る生き物なんですよ(笑)。立ち止まったり、後ろを振り向くことはありません。それをお母さん方はわかっていないから、問題がわからないと、一生懸命わからせようとします。そのうち、「どうして、こんな簡単な問題がわからないの」「○○ちゃんは1回でわかったじゃないの」と叱ってしまいますが、まだお子さんの脳に回路ができていないのです。いくら叱っても理解できません。

それに子どもの心は、1つの問題がわからなければ次の問題に行きたいんです。わからない問題に関心はありません。ですから、理英会では、1日4枚くらいの割り当てでプリントをお配りしていますが、わからない問題があったら、とりあえず「わからなかったボックス」に入れておいて、次の問題に進むようにアドバイスしています。

――「わからなかったボックス」に入った問題はどうするんですか
安部 1カ月くらい経ったら、簡単にできたという場合が多いのです。この時期の子どもの脳はすごい勢いで回路がつくられていますから、1週間後、1か月後には理解できているケースが多いのです。もう1回やってみて、まだ理解できなかったら、「わからなかったボックス」に逆戻りでいいのです。脳がブロックされた状態になっていますから、それ以上いくら教えても無理です。

●ケーキを平等に分けてしまうのはつまらないやり方です

――社会性をどう身につけさせるかも、なかなかむずかしいようです
安部 子どもに社会性を身につけさせるには、やはり家庭での教育なりしつけが大事です。たとえば、家庭での食事のときはどうしているでしょうか。お子さんを王様扱いしてはいないでしょうか。親子のコミュニケーションが大事とばかり、今日、幼稚園では何をしたのかと、最初から最後まで子どもが話題の中心になっている家庭が多いようですが、これは順序が違います。

子どもにとっては家庭が最初の社会です。まずお父さん、次にお母さんの話を聞いて、その後で子どもに話をさせるというのが順序です。そこで大切なことは、話を聞くという態度を身につけさせることです。かりに子どもがおかずやご飯をこぼしても、きちんとお父さんの話を聞いてからお母さんは席を立つようにして下さい。きちんとお父さんの話を聞かせる、これも子どもに社会性を身につけさせる方法の一つです。

それからケーキを家族で平等に分けてしまうのは一番つまらないやり方です。なぜかというと、子どもに考えさせてほしいからです。もし、家族でケーキを分けるとしたら、一番大きいケーキはお父さんです。どうしてお父さんのケーキが一番大きいのかと聞かれたら、お父さんは身体が大きいからと言えば子どもはそれで納得します。

そこではじめて、子どもは自分の思い通りにならないことがあることを知り、どうしたらいいかを考えるのです。これが大切なのです。かわいい子どもにケーキをたくさん食べさせてあげたいという気持ちはわかりますが、いつも子どもに大きいケーキをとらせていたら考える力がつかないのです。子どもを王様にしない、たったこれだけのことで子どもの社会性はしっかりと身につくのです。

――ありがとうございました。



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