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受験準備の中で意外と見落とされるのが、「わが子の外面」です。つまり、お子さんの「見た目」はどんな感じでしょうか。むろん、とっても可愛いお子さんだと思いますが、傍の目にはどう映っているのか、そういう目でわが子を見直してください。
外面は、顔の造作だけでなく、言葉遣いや態度・振る舞いなどに大きく左右されることは言うまでもありません。たとえば、名前を呼ばれたときに、大きな声で、元気よく「はい!」と答えられますか。相手の目をしっかりと見て、大きな声で返事ができる子は、元気のいい子だ、性格も明るそう‥‥相手にそういう印象を与えます。もじもじしたり、蚊の鳴くような小さな声で「はい」と返事をする子どもよりも好感を持たれると思います。
姿勢はどうでしょうか。歩くときは、背筋をピンと伸ばして、まっすぐ前を見て歩いていますか? 体が左右に揺れたり、グニャグニャすることはありませんか? 椅子に座ったとき背筋が丸まっていませんか? 足をブラブラさせていませんか? そんなことは子どもの性格や能力とは関係ないし、就学前の子どもだから、きちんとできていなくても当たり前かもしれません。その通りです。しかし、ダラッとして動作が緩慢な子どもよりも、キビキビした子どもののほうが有利であることは事実です。
大人に話しかけられたとき、お子さんはどんな態度をとりますか? 怖いものでも見たような表情で黙ってしまうとか、緊張して何もしゃべれない‥‥それがフツーの子どもだと思いますが、「お受験」をする子どもの多くは、相手の目をしっかりと見て、ハキハキと答えることができます。幼児教室などで何回も何回も練習しているからです。そういう練習をしていない子はやはり不利でしょう。
わが子の外面がどうなのかを知るには、外へ連れ出すのが手っ取り早い方法です。外出したときはどんな姿勢で歩いているのか、レストランなどで食事をするときはどうか、電車の中では静かにしているか、顔見知りの大人に会ったとき挨拶ができるか。文字通り、外面を観察してください。
わが子の外面(そとづら)をよくする‥‥というと、5歳6歳の子どもに演技めいたことをさせるべきではないとお叱りをいただきそうですが、演技ではなく、しつけとお考えください。大人の人に話しかけられたら、にっこり笑って答えようねとか、女の子だったらちょっと首を傾げるようにすると可愛い‥‥これは行き過ぎです。逆効果です。
わが子の外面に注意してほしいというのは、小学校受験に限らず、第一印象がとても大事だからです。5校も6校も受験してすべて合格した子どもに共通するのが外面の良さです。誰が見ても賢そうとかしつけがしっかりできている子、頭がよさそう‥‥などというのは、ほとんどの場合、第一印象です。見た目というのは軽視できません。
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