木下音感楽院楽院長
木下達也さん

161−0034 新宿区上落合2丁目28番8号
http://www.kinoshita-onkan.com/
0120-45-3341(ヨイコ ミミヨイ)
木下式音感教育法で身につけた自己主張力が
驚異的な集中力、思考力を生み出します


●間違った音楽環境

音が氾濫している時代です。ショッピングセンターやデパートから流される耳障り な音楽。携帯電話の着信メロディーに代表されるいろいろな「電子音」。私たちの身の回りで流される音が幼児の心の発達にどんな影響を与えるのか、小さなお子さんを持つお母さんであれば、例え音楽の専門家でなくとも不安になることでしょう。名著が心の栄養となるように、良い音楽は子どもの心に良い影響を与えます。世の中には、すばらしい音楽を聞いても何も感じない人もたくさんいます。しかし、クラシック音楽とは無縁だったお母さんが、胎教や育児に良いからと自然に名曲を聞くようになるのは、本能的に音楽の必要性を感じているからです。

日本は世界一のピアノ生産国です。ピアノの普及率は乗用車の数に匹敵するかもし れません。女の子がいる家庭ではたいていピアノがあることでしょう。しかし、すべてのお子さんがピアノに親しみ楽しんでいるかとなると、いつの間にかホコリだらけという家庭が大半だと思います。つい最近も粗大ゴミとして捨てられているピアノをみつけ、譲り受けてきました。捨てられたピアノに象徴されるように、日本では音楽が日常生活の中に定着していません。

なぜなのでしょうか。カラオケが好きな人はたくさんいても、家庭でクラシックを楽しむ人はなぜ少ないのか疑問に感じたことはありませんか。最大の原因は、間違った音楽教育にあると言えるのです。「歌が歌える、音符が読める、書ける、音を聴き分ける」。そうした素地ができていないまま、いきなりピアノの前に座らせても興味がもてるはずはありません。日本の音楽教育というものは、足し算や引き算が分からないうちに、掛け算や割り算を教 えるようなものです。

6歳の誕生日に合わせピアノを買い与え、教室の門を叩かせます。ピアノ教室で最初に習うことは、読めない楽譜の前で正しい指使いによって鍵盤から音を出すことです。これでは二重苦、三重苦を強いられているようなものです。その上お母さんから叱咤されたのでは、いつの間にかピアノの前に座るのを嫌がっても無理のないことです。そして、一年もたたないうちにピアノは忘れられてしまいます。

●3〜4歳の子どもでも音符を読める!書ける!

ピアノを弾くことに喜びを感じ、楽しむことができる子どもにするには、ピアノに ふれる前に訓練しなければならないことがあります。
・歌を大きな声で上手に歌える子にする
・幼児期に見られがちな音痴状態を正す
・音符の読み書きができるようにしておく
・和音や単音の聴き分けができるようにしておく
・最小限の音楽的知識(音符の長さ、記号の理解等)を身につけさせておく
・音楽に興味や自信がもてる子にしておく

子どもを音楽好きにするには、少なくても、これだけの条件が必要なのです。 お父さん、お母さんたちは自分の体験から、音符の読み書きは難しいものと先入観を 持っています。しかし、そうではないのです。私どもの楽院では、4〜5歳の子どもが瞬時に音を聴き分け楽譜に書いたり、その音に合わせ発声をしています。

これは、特殊な子どもたちではありません。正しい音感教育と適切な教材があれば、どんな子もできるのです。これまでわが国の音楽界では幼児や児童のための教育法、及び教材を開発することがなされませんでした。中学、高校、大学と何年間も、英語の勉強を続けても会話ができないのに似ています。適切な指導体系と教材が工夫されていれば、だれでも音楽に親しみ楽しむことができるのです。

●聴覚機能の発達は満6歳で停止する

身内の話になりますが、私の妻は6人姉弟です。そのうち、5人までが音楽の道に 進んでいます。最初、なぜ妻の姉弟が同じように音楽の道へ進めたのかとても不思議 でした。しかし、その秘密は家庭環境にあったのです。母親はピアノの教師を勤め、父親は著名な作曲家でした。両親が音楽家という家庭環境が子どもの才能を育てたのです。

私がオーケストラの一員として演奏していたときのことです。4歳になる甥が聴きに来ました。そして、オーケストラのチューニング(音合わせ)を聴き、音高が高い、低いと指摘したのです。私は4歳の子どもになぜこうした驚異とも言うべき能力が備わっているのか、これにはとてもびっくりしました。東京慈恵会医科大学教授の国分義行先生の著書『五官育児法』の中で、その理由が分かりました。先生は「人間の聴覚の発達は満6歳でその機能が停止する。その前に正しい音感教育を行うと絶対音感を付与することができるが、それ以後いかなる教育を差し伸べても、その進歩は止まってしまうものである」と指摘されていたのです。私はこの一節を読んだ時、身震いするほどのショックを受けました。

●木下式音感教育法は「音感かるた」から

私は音感教育というものは6歳までに行う必要があることを知らされました。しか し、「文字」も読めない子にどんな手順で音符を教えれば読めるようになるのか悩んだのです。試行錯誤の結果、音階の名称(ドレミファソ)と音高を一致させ、だれでも覚えられる親しみのある曲を作ることにしました。幼児たちがこの曲を口ずさんでくれれば、自然に音階の配列やその名称を記憶し理解_定着が可能となるよう体系付けたのです。さらに、この訓練に遊戯性を持たせ、難しい規則や法則を押しつけないよう工夫しました。

そして、幼児たちがこれらの歌詞や音名を視覚から理解できるよう12枚の「音感か るた」を考案したのです。この「音感かるた」によって、幼児たちに
・言語能力を育む
・正しい音高で発声させる
・音(単音・和音など)を聴き分けさせる
・ 音符を書かせる
・ 音符を読ませる

等の音楽の一連不可分とも言うべき、基礎を身につけさせることを可能にしました。幼くても私の所の生徒が基礎的能力を身につけている理由が、ここにあります。五線と音の高さの理解、音の聴き分けと書き取り、楽譜を読む力、リズム感、そして正しい音高によって歌う力。幼児期にこれだけの能力を身につけておけば、その後ピアノ やヴァイオリンなどの音楽活動に進んでも、ずば抜けた実力を発揮することができるのです。とりわけ聴音能力は、これまで一般の子には開発できなかった音感能力と言えます。そして、この能力は、音大生もうらやむほどのレベルに達します。

●木下式音感教育法は小学校入学後、なぜ役立つのか

私立小学校受験教室のガイドブックに、なぜ音感教育を専門とする木下音感楽院が紹介されているのか不思議に感じる読者もあるかと思います。小学校受験のための教育と幼児期の音感教育は何の共通点もないように思われがちですが、小学校入学までの6年間で如何に能力を定着させるかという点で共通であると言えます。(楽院では6歳までの教育期間を重要視し、4歳6ヶ月までに入学するより限定しています。実は、才能開花のための土壌作りは共通しています。そのため、在籍者の中で私立小学校を希望した生徒はほとんどが希望する小学校に入学しています。昔からおしゃべり上手は頭が良い子と言います。年中、年長児になっても幼児語をしゃべったり、言葉の組み立てが遅い子はシャープな感覚が育ちません。

木下式音感教育法は、言語訓練に重きを置きながら音楽訓練に合わせ、音に対して鋭敏な反 応を養うものです。そして、この訓練の相乗効果から、音楽以外の集中力、思考力、 自己主張、忍耐力、緊張する力を備えさせることができるのです。木下式音感教育法はあらゆる芽を育む素地と言えます。子どもたちが音楽家になる、ならないに関わらず、この 教育を受けさせておけば将来どんな道を目指しても役に立つ時がくると言えるでしょう。私は全人教育を目指しています。この私の理念を理解して、遠方の愛知、長野、 富山、宮城県等という遠方から子どもたちが通っています。

●自主性尊重は幼児教育の落とし穴

「子どもには自主性を尊重しなければならない。それが幼児教育の基本だ」と声高 に叫ぶ人たちがいます。これはともすれば自由放任、放ったらかしにつながるという 危険性があります。わが子は人参が嫌いだからと言って、自主性を尊重し食べさせなくて良いと考える 親御さんが果たしているでしょうか。体に良いものを与えたいと思うのが親心という ものです。教育も同じです。子どもは勉強より遊ぶことが好きです。かと言って、このことだけを尊重し黙認していては子どもの将来は安心できるとは言えません。現に 「学級崩壊」「ニート」という社会問題が起きています。

楽院の授業を見学された方が一番驚かれるのは、子どもたちの行儀の良さと集中力 です。なぜ授業中にキョロキョロしたり体をグニャグニャする子がいないのか。それ に、なぜ2時間も3時間も長時間授業を受けられるのかと必ず質問されます。

幼児教育で一番大事なことは、好ましい学習態度を幼児期に教えておくことだと考 えます。いくら知能指数が高くても、口が重かったりお喋りが拙かったりするのでは、自己主張は育まれるものではありません。また、気分が散漫であったりよそ見をする子どもに教育を施しても能力は定着しないと断言しなければなりません。

私は入学後、最初に「まっすぐな姿勢で立つ。話を聴く時は先生の目を見て耳を傾け る。質問には反射的に鮮明な言葉で答える。大きな声で歌う」などを徹底し教えています。こうしたことを守らせないと、音に集中しこれを聴き分け判断するという能力 がいつまでも育たないのです。

私の楽院では授業中によそ見をしたりする子はいません。仮にいても、その場で注意することにしています。それは、幼児は指摘がないと自分の悪さに気づかないからです。こうしたしつけと教育が、保護者の方から大きな信頼と評価を得ています。幼児教育の専門家の中には、幼児の集中時間は5〜10分が妥当だという人がいます。しかし、楽院の子らは3時間もの間、集中して勉強しています。これは、大人の言葉が緩急自在で魅力的なものであれば、幼児たちは興味を持って長い間耳を傾けられることの証明と言えましょう。

幼児にはゆっくりと優しいしゃべり方が最良と言う専門家もいます。これは幼児教 育の大きな落とし穴と言えるものです。それは、子どもに緊張感を持たせることがで きず、大人を組みし易しと思わせ、大人を侮ることを教えてしまうからです。優しい 声の話し方は幼児にとって有害です。集中できない理由は、先生の話し言葉と指導の 方法にあることを認識しなければならないと言えましょう。

●自己主張する力が才能を開花させる

木下式音感教育法で重視するものに自己主張があります。これは一般の教科や社会 生活にも必要な能力と言えましょう。特に音楽には欠かすことのできないものです。 そのため、私の楽院では、どの子にも正しい音高、溌剌とした声で自信を持って歌わせることを徹底しています。オドオドした声で歌わせていては上達しないためです。

「自己主張」というものは初めからだれにでも備わっているものではありません。ま た、人に言われて身につくものでもないのです。「自分は頭が悪いから何をやっても だめだ」と尻込みしていては才能は開花しません。「自分は上手だ」と自信を持ち他人にも認められることが自己主張を引き出すことになるのです。これは音楽に限らず、勉強でもスポーツでも同じことです。自信を持たせることこそ、才能開発のポイントと言えましょう。人に認められたいとする願望を喜びに変えさせることが教育なのです。

かつて、私は都内の小学校で音楽教師をしていたことがあります。その時、6年生の謝恩会で一人の男子生徒に独唱をさせることにしました。ところが、これを伝え聞 いた父母はもちろん他の先生までびっくりしたのです。それは、この子がとても引っ込み思案で目立たない子どもだったからです。ところが彼は独唱に選ばれてから顔つきまで変わり、どんなことにも積極的に取り組むようになったのです。

子どもというものは、長所を発見され自信を植えつけられればグングン伸びて行きます。感覚教育は国語や算数の勉強と異なり、家庭で行えるものではないことを知っていただきたいと思います。日本のように教育レベルの高い両親が育てれば、どんな子も読み書きを身につけることができます。しかし、音楽や絵画は、一般の家庭では指導できるものではありません。音楽環境が最善とは言えないお子さんたちに歌唱能力、音符の読み書き、音の聴き分けという音楽の総合的な基礎能力を的確に実現できるのが、私の教育の特質なのです。現在、日本各地の幼稚園、保育園では私の教育法を正規の授業の中で採用し実施しています。


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