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「願書・面接資料の書き方」添削事例

「わが家・わが子の強み(長所)」編



「わが家・わが子の強み」の文案(原文)

*下記の文案は「お入学くらぶ」会員から寄せられたものです(ホームページ掲載については了承ずみです)。

「願書・面接資料の書き方&一問一答対策」講座では、願書・面接資料の添削の前に、2つのテーマで作文を書いていただきます。

1つは、「将来、わが子はどんな生き方をしてほしいか、そのためにどんな点を心がけて育ててきたか」
1つは、「わが家・わが子の強みは何か」

下記の作文は、作文を書く前に、こういう内容の事柄でいいのかどうかとお問い合わせをいただいたときの「メモ」です。作文ではなく、思いついたことや実行していることをアットランダムに列挙してみるのも、いい方法です。参考にしてください。



・20時就寝、5時起床がわが家の基本的な生活習慣です。朝の身支度と朝食までを6時にまでに済ませ、そこから1時間半ほど朝の家庭学習を行っております。幼稚園帰宅後は、お稽古事へ行ったり、お友達と遊びます。夕食と入浴後に、30分〜1時間程度の家庭学習。その後2冊の絵本を読み聞かせ、眠るといった生活リズムです。

・学習内容は、書店で売っている文字・数・知恵のようなプリントやアルファベット、漢字、ピアノを組み合わせております。現在の娘の習得状況は、ひらがな・カタカナの読み書き、アルファベットは、大文字・小文字の読み書き、簡単な足し算・引き算、小学校1年生で習う漢字の読み書きは、ほぼマスターしていると思います。ピアノは、シャープ・フラットがついていて両手で伴奏する16小節くらいの曲を弾いております。

・娘は、とても自立したしっかり者だと思います。主人も仕事が多忙で、多くの時間を私と娘、2歳下の子どもの3人で過ごしております。そのせいか、下の子が生まれて以来、「お母さんを助けるね! 私がなんでも手伝うね!」という言葉が口癖のように出てくるようになりました。家事においては、お部屋の片づけ、洗濯物をたたむ、食器の配膳・下膳などは、言わなくても手伝ってくれています。下の子を連れ、スーパーへのお使いも行ってくれます。幼稚園の準備は、必ず前日に自分で行っています。夜も親とは別室で、下の子と2人で寝ています。

・しつけにおいても、我が家なりに厳しくしつけてきたつもりです。挨拶はもちろん、ごみの捨て方や公共の場で騒がない、信号の渡り方、小銭の価値について・・・など、基本的な社会規範は、教えてきたつもりです。

・幼稚園ではお友達と喧嘩をしたこともありません。幼稚園で、お友達が失敗をして泣いている姿を見かけ、「大丈夫だから泣かないで」と、自分まで泣き出してしまったとのお話を先生から伺ったことがあります。以前通っていた幼稚園の転園が決まった時、娘は、クラスのお友達や先生たちの似顔絵を描きました。「引っ越しても、みんなのことを絶対に忘れないために、描いておく!」と言って、毎日2〜3人ずつ、一生懸命描いていました。

・今は、1週間ほど前に、新しい幼稚園へ転入しました。娘の中の目標が、「早く新しい幼稚園のルールやお友達のことを覚える」にシフトしたようです。幼稚園では、わからないことをお友達に教えてもらっているようです。先生から、「わからないことを誰かに聞ける子は心配ない」と言っていただき、私も少しホッとしたところです



ポイント*面接官の評価・印象



この「メモ書き」を書いたお母さんは幼児教室の指導を受けていません。就学前のわが子に必要なことは何かを考えて、ご自分の考え方で実行したのだと思いますが、これがそっくり「あるべき受験準備」につながっています。

学校がもっとも重視していることの1つは、基本的な生活習慣が身についているかどうかです。入学後、授業中に居眠りをする、だらっとしている、集中できないなどはほとんど不規則な生活が原因とみていますから、この辺は学校側も神経質にチェックしています。

「20時就寝、5時起床」を真っ先に書いていることはとくに重視したのかもしれませんが、正解です。

学校が重視するもう1つは、学習の習慣化が身に付いているかどうかです。もし、校長先生方に、「入学してほしい子どもの3つの条件は何か」と聞いたら、そのうちの1つに入るのが、この学習習慣です。それほど大事なことです。

家事のお手伝いも具体的であり、「言わなくても手伝ってくれています」の記述があることで説得力があります。

「(転園した後)クラスのお友達や先生たちの似顔絵を描くようになりました」「わからないことを誰かに聞ける子は心配ない」という箇所は、この子なら安心できると読み手を感心させるでしょう。



ポイント*原文のどこが問題か



作文の前のメモ書き(下書き)ですから、添削はしません。


添削のポイント



いきなり作文を書き出す前に、メモ書き(下書き)をするといいでしょう。
作文というと、どうしても体裁よく書こうとします。そのため、抽象的な記述になります。抽象的な下書きから、願書向けに文案をつくると、さらに抽象的になります。



 添削事例(志望理由)その1
 添削事例(志望理由)その2
 添削事例(志望理由)その3
 添削事例(志望理由)その4
 添削事例(わが家・わが子の強み)その5


「願書の書き方&一問一答」講座への入会