| テーマ1●わが子の将来像 |
*お子さんが世の中に巣立つのは15年後あるいは20年後としましょうか。どんな世の中になっているか想像すらできません。しかし、お子さんはその時代を生き抜かなければなりません。お子さんにはどんな能力や知恵、経験、学歴などを身につけてあげたらいいのか、そのためにどう育ててきたかをお書きください。まどろっこしいとおもうかもしれませんが、ここをしっかり考えていただくことが受験準備の第一歩です。このテーマの延長線上に志望理由や家庭の教育方針などをどう書いたらいいかが見えて来ます。
*このテーマには「正解」はありません。十人十色でいいとおいます。お子さんの小学校受験を機会にじっくりとお考えください。ご両親の人生観がちらりと滲み出るようであれば、面接官の記憶に残る志望理由やわが子の教育方針が出来上がるとおもいます。
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| テーマ2●どんなお子さんですか |
*面接官が重視するのは「どんなお子さんか」です。ペーパーテストだけで合否が決まるようなことはありません。どんな家庭環境で育ったお子さんか、どんな性格か、基本的な行儀や作法を身につけているか等々がチェックされます。厳しいチェックが入るようですが、当たり前ですね。小学校だけでも6年間、小中高の一貫校だと12年間、大学までとなると16年間です。小学校入試のときの「どんな子か」の見極めがいかに大切かおわかりいただけるとおもいます。
*「どんな子か」。短い文章や言葉で表現するのは案外とむずかしいですね。どんな性格か、何ができるか、得意なことは何か等をアットランダムに書き出して見るのも1つの方法です。箇条書きでけっこうです。たとえば「性格」であれば「勝ち気」「最後まで諦めない」「おしゃべり」「叱るとすぐ泣く」等々、10や20はすぐに書き出せるとおもいます。この作業は願書を提出するまで心のどこかに留めておいてください。ある日、突然、お子さんの隠れた才能のようなものを発見できるかもしれません。
*「わが子はどんな子か」を志望理由に練り込むときは、「受験校(園)が期待している子ども像」に沿った内容にするのがポイントです。きちんと躾られているお子さんを求めている学校なのに、2年間、幼稚園まで走って通園していますと元気だけを強調するのはあまり得策ではありません。
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| テーマ3●志望理由 |
*志望理由は2つのポイントを盛り込むことが原則です。1つは、受験校(園)のどんなところがよいとおもって志願したのか。もう1つは「どんな子か」、詳しくは「テーマ2」をご覧になってください。
*受験校(園)のことがどれくらい理解できた上での志願か。受験校のホームページからの切り抜きのような志望理由ですと、保護者の本気度に疑問符がつきます。「滑り止め」や「試験慣れ」のための受験かと疑われたばあい、お子さんのテスト成績が合格圏内に入っていたとしても不合格というケースもあります。「合格を辞退する受験者」の多さに頭を悩ませている学校は少なくないのです。
*受験校の教育方針と家庭の教育方針の一致=志望理由というパターンが多いようです。校長先生方が「判で押したような志望理由」というケースです。これはダメというのではなく、面接官の記憶には残りにくい志望理由となります。
*お父さんがお子さんの受験に助っ人できるのは、願書と面接だけです。全力で応援してあげてください。
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| テーマ4●学校説明会の感想 |
*学校説明会や公開の行事に参加したときの感想も志望理由の重要なポイントの1つになります。校長先生の話に共感したのであれば、どういうところに共感したのか、児童が描いた絵や工作物などが展示してあれば、どんな印象をもったか、あるいは授業を参観したときの児童の様子はどうだったか、廊下ですれ違った児童がいったん立ち止まり軽く会釈をしてくれたことに感動したというのであればそれもメモします。後で、志望理由を書くときにメモを読み直してください。
*学校説明会や公開の行事に保護者が参加できなかったばあい、「合格しても入学する気のない受験者」と誤解される恐れがあります。6年間、小中高一貫校であれば12年間わが子を通わせることになるかもしれない学校です。学校に1度も足を運んだことがないというのは本気度に疑念を持たれます。
*第1志望校については、大袈裟な要ですが、父親は「万難を排して」参加してください。父親の欠席は減点材料になると覚悟したほうがよさそうです。
*このテーマは、面接では質問頻度の高い項目です。どう答えるかで保護者の熱意の度合いがチェックされます。漠然とした感想では面接官の興味を引きません。 |
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| テーマ5●家庭の教育方針 |
*学校がもっとも重視しているテーマの1つです。面接官が「この子・この家族を受け入れたい」と思う材料がどれくらい盛り込めるかがポイントです。抽象的な記述はすばらしい言葉をどんなに書き連ねても説得力がありません。「身の回りのことはすべて1人でできるようになりました」と言いたいのであれば、「身の回りのこと」とは具体的にどんなことかを書かないと読み手(面接官)の印象には残りません。
*建学の精神や教育方針の素晴らしさに感銘を受けた、あるいはわが家の教育方針との一致点を強調するケースが多いのですが、ストレートに書くと逆効果の場合もあります。そんなに簡単に共感されても読み手は白々しいと思っているかもしれません。面接官になったつもりで読み直してください。「この子・この家族を受け入れたい」という気持ちになるのかどうか、そういう視点からの見直しが必要です。
*近年、多くの学校が重視しているのが「入学後に伸びる素質をもった子か」です。「学力テストでは測定できない能力で、意欲や協調性、忍耐力、自制心など、人の心や社会性に関係する力」という、いわゆる「非認知能力」は主に4歳〜5歳の幼児期に大きく発達し、学童期・思春期に伸びる」といわれています。この非認知能力の有無を重視する学校がふえていることは要注意です。 |
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| テーマ6●わが子の長所短所 |
*学校がこのテーマでアンケートなど面接資料に記載を求めたり、面接で質問することが多いのは、ご両親がお子さんの成長にどれくらい関心をもって育てているかをみたいというのが狙いです。
*好奇心が旺盛、観察力、記憶緑、想像力、創造力、会話力、語彙が豊富等々、わが子の長所として、テーマ5でもふれた「非認知能力」に思い当たることがあればそれにもふれてください。とくに小中高一貫教育校のばあい、面接官は注目します。
*この質問が出たときは、あなたのお子さんを合格させる材料を教えてくださいといわれているようなもの・・とおもって、長所をいっぱい答えてください。おもいやりがあって、泣いているお友達をみつけたら・・などと「手垢のついた言葉」は避けてください。
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| テーマ7●その他 |
| *志望校によって、上記以外のテーマを記載する必要があれば、それをお書きください。 |
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