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2017年秋入試 母親の面接添削事例

受験を言い出すのは、母親。父親は積極的に反対する理由がないから、とりあえず「いいよ」という曖昧な状態で受験準備がスタートします。願書の書き方も、面接では何を聞かれ、どう答えたらいいかも、母親は十分な量の情報を持っています。でも、念のために、ココも目を通しておいてください。

 

添削事例その2
 

質問 
(母親に向けて)ご家庭の教育方針をお聞かせください。
 
質問の狙い
*面接官の前では、保護者も子どもも「いい親」「いい子」を演じようとします。幼児教室では、面接官との受け答えだけでなく、「笑顔のつくり方」も教えています。鏡を前にして何度も「いい笑顔」を練習します。子どもの演技はすぐ見破られますが、でも、よほどのことがないかぎり減点にはならないでしょう。そんなことで、いちいち目くじらを立てていたら合格者がいなくなります。
*面接官は親子の「素の姿」を知りたいのです。あまり立派な教育方針だと嘘っぽくなります。
*教育方針を答えるときは、具体的な事例を添えると説得力もまします。


質問に対する母親の回答

わが子には、真心を持って人に気配りができるようになってほしいとおもっています。幼稚園では泣いているお友達がいたら、「どうしたの?大丈夫」と声を掛けてあげるように教えています。電車の中ではお年寄りに席を譲るなども教えています。また困っている人がいるのをわかっていながら知らぬふりをしたときがあったら、どうしたらよかったかを親子で話し合うようにしております。


添削
*いかにも「お受験」を意識した答え方です。シビアなことを申し上げますが面接官がもっとも嫌う答えと言っても大げさではありません。
*あなたのお子さんはどんな性格か。長所はなにか。得意なことは何か・・思いついたままをリストアップしてください。そうか、私たちはこういう考え方で子どもを育ててきたんだと教育方針らしきものが見えてきます。面接官はそれを知りたいのです。
*受験しないという前提で、どんな気持ちでお子さんを育ててきたか、もう一度お考えください。

 
 



 母親の面接一問一答事例その1
 母親の面接一問一答事例その2
 母親の面接一問一答事例その3
 母親の面接一問一答事例その4
 母親の面接一問一答事例その5
 母親の面接一問一答事例その6
 母親の面接一問一答事例その7
 母親の面接一問一答事例その8
 母親の面接一問一答事例その9
 母親の面接一問一答事例その10
 母親の面接一問一答事例その11