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「面接の過去問200」(保護者編 その2)

 

Q

・お子さんの名前の由来は何ですか
・最近、お子さんとは何を話しましたか
・お子さんが成長したと思われたのはどんなときですか
・休みの日、お子さんとどう過ごしていますか
・週のうち、どれくらいお子さんと接する時間がありますか
・年齢相応に育っていると思いますか
・お子さんに読ませたい本は何ですか、その理由は何ですか
・最近、お子さんが1人でできるようになったことはありますか

A

*「名前の由来」を聞く学校は多いので、準備しておいてください。父親に聞いた後、同じ質問を母親にした学校もあります。事前に話し合っておく必要があります。
*この父親は子どもの成長にどれくらい関心をもっているか、学校側の知りたいことはそこにあります。
*休日に子どもとどう過ごすか‥‥校長先生もほかの先生方も同じ勤め人です。「仕事よりも子ども・家庭優先」と堂々と言い切られると、どうでしょうか。シラけないかと気になります。仕事が忙しいのであれば、無理して時間をつくる必要はありません。忙しい理由をきちんと述べて、子どもと遊ぶ時間はなかったとはっきり言っても不利にはなりません。それで不利になるようであれば、かりに合格しても入学後の6年間はつらいものになります。

Q

・お子さんの長所短所をあげてください
・お子さんの長所を1つだけあげてください
・どんな性格のお子さんですか
・どのようなお子さんですか

A

*面接で質問されるだけでなく、願書に記入を求める学校もあります。父親と母親の視点は違います。奥さんとよく話し合ってください。
*お子さんの長所短所をアットランダムに列挙してみるのも、いい方法です。「わがまま」「我慢強い」「思いやりがある」「集中力がある」「飽きっぽい」など、一見、矛盾するようなことがあったとしても、どれもこれも正しい指摘です。志望校がほしいと思っている子ども像は何か、それに合わせて整理しておくことをお勧めします。

Q
・願書に書いたお子様の長所短所を具体的にお話ください

A

*願書は書くスペースが限られています。お子さんの長所短所が漠然としている場合、あるいはユニークな内容なので「もう少し聞きたい」と興味を示した場合に、この質問が出るのかもしれません。
*面接時に追加質問が出ることを予想して願書を書いた父親もいます。「エサをまく」(適当な表現ですが)、つまり面接の流れをこちらがリードするという狙いがあったためです。こういう工夫があってもいいかと思います。プレゼンテーションのテクニックをご存知の父親もいるでしょうから。

Q
・将来、お子さんはどんな人間になってほしいですか
・将来、どんな職業についてほしいと思っていますか

A

*「どんな人間になってほしいか」は頻度の高い質問です。また、親のありようが問われる質問です。十分な吟味が必要です。
*「そのためには、日々の生活の中で具体的にどのような点に気をつけていますか」など、関連質問が出る前提で答える必要があります。
*教育目標に国際化をあげる小学校が増えています。子育ての方針と国際化という教育方針の接点があればベストです。

Q
*ご寄付はどれくらいしていただけますか

A

*合否が決まる前に寄付金の話が持ちかけられることはめったにありませんが、ないとは限りません。聞かれたときはどうするのか、対応を決めておいたほうがいいでしょう。
*ある父親の場合、「もし、その話が出たら100万円と答えるつもりでした」といいます。
*ある人気校の場合、面接時に学校から持ちかけられた金額は「300万円」「500万円」など、家庭によって差があったようですが、申し出のあった金額でOKすれば合格の内示をもらったようなものでしょう。

Q

・宗教教育について、どうお考えですか
・一貫教育について、どうお考えですか
・小学校の英語教育について、どうお考えですか
・私立について、どうお考えですか
・私立校の特色は何だと思われますか
・最近の教育改革について、どうお考えですか
・最近の子どもに欠けていることは何だと思いますか
・学校の週休2日制について、どうお考えですか
・体罰について、どうお考えですか

A
*どれも話し出せば長くなりそうです。演説にならないように注意してください。
*受験校がどんな教育を目指しているのか、それを踏まえた答がほしいところです。

Q

・最近、犯罪の低年齢化が問題になっていますが、どうお考えですか
・子どもが巻き込まれる事件が多くなりましたが、どうお考えですか
・ゴミ問題について、どうお考えですか
・最近の社会情勢について、どうお考えですか

A

*何が問題か、そのために家庭ではどんなことに気をつけて子どもを育てているか、関連質問に対する答も準備しておいてください。
*「できるだけ短く」がポイントです。
*「評論家」にならないように注意してください。学校側は親の考えを知りたいのです。

Q

・お子さんは身の回りのことをどれくらいできますか
・最近、お子さんに読んであげた本は何ですか
・お子さんが好きなお話は何ですか
・子育てで苦労したことは何ですか
・子育てで一番うれしかったことは何ですか

A

*お母さんが聞かれることの多い質問です。具体的に、「コレとコレができます」「させています」と答えてください。一般的に「お母さん方の話は長くなる」という先入観があるようです(失礼ですね)。「要領よく、簡潔に」が答え方のポイントです。

Q

・迷子になったときの対応をどう教えていますか
・知らない大人の人から話しかけられたときの対応を教えていますか
・親がいないときの電話・来客の対応をどう教えていますか
・もし、今日、お子さんが高い熱を出していたらどうするつもりでしたか

A

*リスク管理はビジネスの世界だけではありません。「家庭のリスク対策」も大切です。父親だけでなく母親に質問される場合もあります。
*「受験の朝、お子さんが高熱をだしたらどうするつもりでしたか?」という質問に対して、「受験させます」「受験を断念します」のどちらでもいいのですが、答えられないのは不利です。

Q
・隣近所の家族との交流はありますか
・地域社会との交流について、どうお考えですか

A

*「自治会主催の子ども会で○○に参加しています」「同じ年頃の子どもをもつお母さん方と一緒にお月見会や○○をしています」など、隣近所との交流を具体的に答えてください。何もしていない場合は、移転して日が浅い、同じ年頃の子どもをもつ家庭がないなど、「交流がない理由」をはっきり答えられるようにしておいてください。

Q

・ご自身の愛読書は何ですか、どんな点に感銘を受けましたか
・簡単に自己紹介をしてください
・学生時代、何かボランティア活動に参加したことはありますか
・わが子が社会に巣立ったときに必要な能力は何だとお考えですか

A
・仕事や子育てに忙しくて愛読書はないという人も少なくないと思いますが、やはり2〜3冊の愛読書はあったほうがいいでしょう。学生時代に読んだ本でも何でもいいですから、書名・著者名、感銘をうけた理由を準備しておいてください。

Q

・最初から私立受験に賛成でしたか
・父親として受験準備にどう協力しましたか
・夫婦のコミュニケーションは多いほうですか、何を話し合うのですか
・子どもの躾に関して奥様と意見が違った場合、どうしますか
・子どもの進路に関して意見が違った場合、どうしますか

A

*「積極的に賛成しているわけではありません」は困ります。最初は消極的だったが、説明会や学校行事に参加して考え方を改めた‥‥という話法なら、志望理由の念押しができます。
*最初は積極的に賛成はしなかったという父親が多いのですが、もし、質問されたらどう答えるつもりだったのかと聞いたら、ある父親は、「子どもが生まれたときから私立を受験させようと妻と話し合っていた」と言っていました。
*父親として受験準備にどう協力したか‥‥キャッチボールをした、水族館に連れて行った、キャンプに行ったなどは、どの父親も同じようなことを答えます。一工夫が必要です。「ほお、それはどうしてですか?」と相手が興味をもつような答がほしいですね。阪神大震災の直後、5歳の男の子を現地につれて行って、惨状を見せた父親もいます。

Q

・お子さんが学校から泣いて帰って来たらどうしますか
・お子さんが学校でお友達に怪我をさせてしまったらどうしますか
・幼稚園(保育園)でトラブルがあったときどうしましたか
・お子さんが学校でいじめられたときどうしますか
・お子さんがお友達をいじめたときはどうしますか

A

*不用意な回答は誤解を生じます。事前にどう答えたらいいかを準備しておいたほうがいいテーマです。
*実際にあった例があれば、そのときどうしたのかを話したほうが理解を得やすいでしょう。
*「いじめられた」「いじめた」の親の対応は慎重に答えてください。
*「この親は学校に怒鳴り込んでくるかもしれない」と誤解されないようにしてください。
*「子ども同士のトラブルはあって当たり前、親が口出しをするのは感心しません」と言っていた校長がいました。

Q
・受験準備はどのようにしましたか
・お稽古ごとは何をしていますか
・受験準備のために幼児教室に通わせましたか、どこの幼児教室ですか

A

*「1日にペーパーを何枚勉強させました」と言い出すお母さんはいないと思いますが、「家事を手伝わせました」のほうがいいと思います。ペーパー難関校でも同じです。
*学校側は受験する子どものほぼ全員が幼児教室でトレーニングを受けていることを知っています。聞かれないのに答える必要はありませんが、幼児教室名を隠す必要はまったくありません。

Q
・幼児期の躾をどうお考えですか
・交通ルール、公共のマナーについて、家庭ではどのように教えていますか

A

*最近、しつけに関する質問が多くなりました。「ほとんど躾られていない」というのが、現場の先生方の意見です。注意してもいうことを聞かない、私語が多い、授業に集中できない、叱れば反抗するか泣く‥‥私学の先生方も、こういう子どもに手を焼いています。
*「○歳くらいから、こうしています」「交通ルールと食卓のマナーについては○歳から」「挨拶と返事は‥‥」など、具体的に、こう躾てきたという答え方が必要です。

Q

・お子さんが今夢中になっていることは何ですか
・お子様の目がキラキラ輝いているときはどんなときですか
・お子さんは食べ物の好き嫌いがありますか
・お子さんの健康状態はどうですか
・お子さんの健康について気を付けていることは何ですか

A
*答えられて当然という質問です。「わかりません」「気がつきませんでした」「さあ、どうなんでしょうか」はいけません。

Q
・母親の役割は何ですか

A

*ご自身のお考えになっている通りでいいと思います。「わかりません」「考えたことがありません」はまずいでしょう。
*「最近の若いお母さんは子どもに手をかけすぎです」と指摘する校長が少なくありません。そういう見方をしている人が面接をすることを、いちおう頭の中にいれておいてください。

Q
・学校と家庭の役割はどうあるべきだとお考えですか

A
*ほとんどの私立が子どもの教育は家庭と学校の二人三脚と考えています。学校行事などへの協力を惜しまないという姿勢が出ていれば問題ありません。

Q
・学校の行事にはご参加いただけますか

A

*母親が仕事をもっている場合、必ず質問されると思ってください。
*「参加します」とお答えください。「できるだけ」とか「何とか都合をつけて」など、曖昧な言い方は避けたほうが賢明です。単なる決意表明ではなく、「入学後は有給休暇がとりやすい職場に配転を申し出る」など、具体的な裏付けを説明する必要があります。
*開業医をしている母親の場合、ピンチヒッター用の非常勤勤務医を2名確保していると答えています。大手広告代理店の管理職を勤める母親の場合、合格したら退職するつもりですと答えています。

Q
・家庭のお祝い事にはどんなことがありますか、どのようにしていますか
・お正月の行事以外に、どんなことをおやりになっていますか

A
*お祝い事がたくさんある家庭というのは、話を聞いているだけで楽しくなりますね。

Q
・ご主人と子育てに関して意見が違った場合はどうしますか

A

*「よく話し合って、最期は主人が決めます」これしか答えようがないでしょうね。
*面接の場で「重大な食い違い」が出ないように話し合っておく必要があります。一貫校の面接で、ご主人が中学受験をさせたいなどと言い出されては困ります。些細な違いはあって当然です。

Q
・お子さんは外で遊ぶのと家の中で遊ぶのとどちらが好きですか

A
なぜ、こういう質問が出るか意図は不明です。

Q
・(母子家庭の場合)どんな点に注意して子育てをしていますか

A

*「母子家庭であろうと離婚寸前であろうと、いっさい関係ありません」と言い切る校長もいますが、そうでない学校も少なくありません。ご自分の考えた通りに答えていいでしょう。母子家庭に偏見をもつような学校なら入学させないほうがいいのです。媚びる必要はまったくありません。

Q
・お子さんに読ませたい本は何ですか、その理由は何ですか
・本の読み聞かせはしていますか、どんな本ですか

A
*面接の場でど忘れしてしまったお母さんがいます。簡単にストーリーを説明して本の名前をど忘れしましたと釈明したようです(合格しています)。

Q
・お子さんとの約束事はありますか

A
*めったにない質問ですが、面接対策としてではなく、お子さんといくつか約束してもいいですね。励みになります。達成感も得られるし、いろいろなことに自信を持てるようになります。

Q
・通園している幼稚園を選んだ理由は何ですか
・お子さんは友達が多いですか

A
・単に「近かったから」とか、ほかに特別な理由がなかったとしても、現在、通っている幼稚園の良さを思い出してください。それが幼稚園志望の理由です。「近所のお友達が通っているから」は、ちょっと弱いですね。

Q
・ご主人の自慢話をしてください
・父親としてご主人をどう評価していますか

A
*なぜ、こうした質問がでるのか意図は不明です。
*「強いて言えば‥‥」というくらいでいいと思います。得々と話されてもシラけますので。

Q
・命の大切さについてどう教えていますか

A
*「犬や猫にも、草や花にも生命があると教えたら、じゃ、なんでお魚さんやお肉を食べるのかと聞かれて答えに困りました」と正直に話したお母さんもいます。みなさんはどう思いますか?

Q

・出身校はどちらですか
・通学経路と所要時間を教えてください
・通学途中で何か危険なことはありませんか
・在校生・卒業生でお知り合いはいますか?

A
*とくに難しい質問ではありません。

Q
・最近の本校について気づいたことをお話ください(母親が卒業生の場合)

A

*校長も現場の先生方も学校をよくしようと一生懸命に努力しています。ほめてあげてください。「建設的なご意見を」と言われても、批判めいたことはさけたほうが賢明です。ビジネスの世界でいえば、上司が無礼講だから言いたいことを言っていい、オレを気にせずに騒げというのと同じです。ズハリ弱点を指摘されたら怒りだします。

Q
・最近のニュースで関心を持ったことは何ですか

A

*母親の視点で世の中をどう見ているか、どんな意見をもっているのかを知りたいのかもしれません。
*新聞の一面、テレビのニュースくらいは見ておいてください。あるいはご主人からいろいろと聞き出してください。小学校受験の準備で何が変わりましたかと聞いたら、夫婦の会話が増えましたとおっしゃっていたお母さんもいました。

Q
・趣味をお聞かせください

A
*「読書です」「音楽鑑賞です」と言われると、そうですかで終わってしまいます。今は忙しくて何もできないとしても、時間にゆとりができたらこんなことをしたいという夢が語れるといいですね。

Q
・本気で強く叱ったのはどんなときですか

A
*どんなとき、どんな叱り方をしたのか、具体的に話してください。母親がまなじりを決して怒るのは、百の論より説得力があります。