テーマ1●わが子の将来像 |
*「わが子はどんな生き方をしてほしいのか、どんな大人になってほしいのか。そのためにどんなことに気をつけて子どもを育ててきたか」、ここをしっかり考えていただくことが受験準備の第一歩です。
*わが子が世の中に巣立つ頃、どんな時代になっているかはだれにもわかりませんが、自力で生き抜いて行くだけの強い精神力をもってほしいというなら、せめて、小さいうちから身の回りのことは自分でできるように躾けることが大事です。
*「自力で生き抜いて行くだけの強い精神力」が家庭の教育方針であるなら、「学校選び」も自ずと方向が決まってくるとおもいます。
*「志望理由」も「わが家の子育て・教育方針」も、すべてはこのテーマからスタートします。
*このテーマの文字量は自由です。 |
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テーマ2●わが家・わが子の強み(長所)は何か |
*わが子の強み(長所)はたくさんあるとおもいますが、面接官が興味を示すような「強み」は何でしょうか。幼稚園の2年間、1度も休んでいないというのは「強み」になります。食事に好き嫌いがなく食べ残したことがないというのも「強み」です。妹が外で泣かされたと知って仕返しに行ったというのは異論があるかもしれませんが、「男のコらしい」と評価した校長先生もいます。
*「わが家の強み」はなんでしょうか。庭に土俵をつくって、父と息子は、毎朝、褌一つで四股を踏んだという話に面接官が興味をもち、志望理由も何も質問しなかったというケースがあります。合格でした。
*願書・面接資料の記入スペースは限られています。しかも保護者面接は10分足らず。父親への質問は2〜3問ですが、聞かれたことに答えるだけでは「わが家・わが子を売り込む材料」は、面接官に十分に伝えられません。
*「わが家・わが子の強み」は何かと言っても、とっさには答えられないとおもいます。しかし、「考え」そして「書く」ことによって、わが家の良さ、お子さんの長所などが自然と明確になっていきます。
*このテーマの文字量は自由です。 |
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テーマ3●志望理由をお書きください |
*願書だけでなく、面接では、父親に向けて必ず質問されるテーマです。受験校のホームページからの切り抜きのような志望理由、あるいは、奥さんが考えた志望理由の丸暗記とあきらかにわかるようなばあい、保護者面接はプラス点なしとなります。仮に、お子さんの成績が合格圏内に入っていたとしても、保護者面接で加点があった子がいれば合格圏外に押し出されることもあり得ます。
*受験校の教育方針と家庭の教育方針の一致=志望理由というパターンが多いようです。校長先生方が「判で押したような志望理由」というケースです。このばあい、保護者面接に加点は期待できません。
*お父さんがお子さんの受験に側面から助っ人できるのは、願書と面接だけです。全力で応援してあげてください。
*志望校が決まっている場合は、文字量を志望校の願書のスペースに合わせてお書きください。志望校が決まっていない場合は、250字〜300字でお書きください。
【一問一答の質問例】
・本校を志望された理由は何ですか
・本校のことはどれくらいご存知ですか
・本校はどのようなことでお知りになり、どのような点を評価して、本校をお選びになりましたか
・本校の教育方針について、どうお考えですか
・学校の教育方針と家庭の教育方針の何が一致していますか |
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テーマ4●学校説明会の感想 |
*学校説明会やいろいろな行事に父親が参加しているかどうかを「合格しても入学する気のない受験者」の判断材料にするケースがふえているようです。
*保護者面接は、両親のどちらかが出席すればいいとする学校が多いのですが、「父親の出席を求めます」と明言しているケースもあります。このばあい、父親の欠席は減点材料になると覚悟したほうがよさそうです。
*本命校かどうかには関係なく、6年間、わが子を通わせることになるかもしれない学校を1度も見たことがないというのは、やはり面接官に疑念を持たれます。聞かれたときに、どう答えるか。父親の腕の見せ所です。
*面接では質問頻度の高い項目です。どう答えるかで保護者の熱意の度合いがチェックされます。漠然とした感想では面接官の興味を引きません。逆に、学校説明会の感想文を送って「内定」をもらったというケースもあります。
*このテーマの文字量は自由です。
【一問一答の質問例】
・説明会の感想をお聞かせください
・本校の行事のどれに参加しましたか、感想をお聞かせ下さい
・校長の話にどんな印象をもちましたか
・授業をご覧になってどんな感想をお持ちですか |
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テーマ5●家庭の教育方針 |
*学校がもっとも重視しているテーマの1つです。面接官が「この子・この家族を受け入れたい」と思う材料がどれくらい盛り込めるか、それがポイントです。また、保護者面接の成否を左右します。
*これまでの添削例では、受験校の教育方針との一致点を強調するケースが多いのですが、ストレートに書くと逆効果です。面接官になったつもりで読んでください。「この子・この家族を受け入れたい」という気持ちになるかどうか、そのあたりがポイントです。
*志望校が決まっている場合は、文字量を志望校の願書のスペースに合わせてお書きください。志望校が決まっていない場合は、250字〜300字でお書きください。
【一問一答の質問例】
・ご家庭の教育方針について、どうお考えですか
・しつけについて、どうお考えですか
・どんな家庭を築きたいですか、そのために日頃、どんなことに気をつけていますか |
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テーマ6●わが子の長所短所 |
*面接では質問頻度の高いテーマです。わが子のことは何でもわかっている。一問一答の練習は必要ないとおもっていても、「お子さんの長所短所を簡単なエピソードを添えてお話ください」といわれると、とっさに答えられないものです。
*学校がこのテーマで願書に記載を求めたり、面接で質問することが多いのは、ご両親がお子さんの成長にどれくらい関心をもって育てているかをみたいというのが狙いです。
*こういう質問が出たときは、あなたのお子さんを合格させる材料を教えてくださいといわれているようなもの・・とおもって、十分に考えて答えてください。おもいやりがあって、泣いているお友達をみつけたら・・などとつまらないことを答えないようにしてください。
*願書提出時には志望校の願書・面接資料に合わせた文字数で完成させます。
*志望校が決まっている場合は、文字量を志望校の願書のスペースに合わせてお書きください。志望校が決まっていない場合は、250字〜300字でお書きください。
【一問一答の質問例】
・お子さんの長所短所をあげてください
・お子さんの長所を1つだけあげてください
・どんな性格のお子さんですか |
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テーマ7●その他 |
*志望校によって、上記以外のテーマを記載する必要があれば、それをお書きください。 |
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