小学校受験 お父さんのための直前講座

2回

わが子は合格レベルに達しているのか●「合格力チェック表」のすすめ


入試本番を目前にして、わが子はどの程度合格レベルに達しているのかをチェックするのが「合格力チェック表」です。現時点でわが子の棚卸しをしてみてください。合格レベルに達するには何が不足しているか、おおよそのところが把握できると思います。

「合格力チェック表」には、14ジャンル約100項目が収録されています。約100のチェック項目は、各校の出題例、校長先生や面接官への取材、幼児教室の指導法などをもとに作成しています。チェック項目の多さにうんざりするかもしれませんが、「ふつうの子育て」をしていればほとんどの項目にはマルがつくと思います。マルの数が少なくてもあまり心配しないでください。ご両親がちょっと努力すればたいていの項目はマルです。

合否の判断基準が変わりつつあることに注意が必要です。従来の「知能」「しつけ」「創造性」「意欲」「表現力」「観察力」「協調性」といった評価項目のほかに、明らかに
「状況判断力」「とっさの機転力」「応用・工夫力」といったものをチェックしていると思われる出題例があります。これらの能力は言って聞かせて身に付くものではありません。日常生活の中で意識的に問いかけ、考えさせ、経験させるしかありません。

「ほぼできている」と思われる項目については、習慣として定着するまで気をゆるめないでください。相手は5歳6歳の子どもです。すぐ元に戻ります。入学後、ほとんどの子どもが「糸の切れた凧」状態になっていますが、どの項目もこれからの長い学校生活の中では必要なものばかりです。習慣として定着させるようにしてください。

「まったくできていない」「教えるのに苦労すると思う」という項目の中には、もって生まれた性格が影響しているから、どう教えたらいいかわからないというケースもあると思います。自分の思い通りにならなければ泣くでしょうし、ダダもこねます。集中力はないし、飽きっぽいし、平気でウソも言います。だって‥‥と言い訳もしますが、これが「フツーの子ども」です。しかし、子どもというのは、親の接し方しだいでどうにでも変わります。まだ形が決まっていない粘土みたいな状態です。ご両親が手をかければかけた分だけお子さんは変わります。

来年以降に受験を予定している方は、小学校受験のための準備とはこうしたものと理解してください。意外な項目が多いと思いますが、本来、小学校受験とはこうしたものです。今からでもできることはスタートさせてください。準備期間が長ければ長いほどお子さんにムリをさせずにすみます。お母さんもラクです。






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