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 web上で面接の練習をしませんか?



*面接の場では、緊張して考えていることの半分も言えないのが普通です。「書く」ことによって、言いたいことが明確になります。簡潔に答えることができます。面接官との一問一答をリードすることも可能です。
*予想される質問、あるいは事前に用意している答えに自信がない場合、回答例をメールで送ってください。コメントをつけて返信します。「お入学くらぶBコース(願書の添削コース)」会員は無料です。


web面接講座(志望理由編)です

質問項目

回答例

注意点

志望理由をお聞かせください

「新奇に走らず、旧習にとらわれず、教育の基礎としての人間の育成」という御校の教育方針に深く感銘いたしました。とくに校長先生のお話の中に出てくる「自分の目で確かめ、自分の頭で考える自発的、創造的な学習態度を重んじ」という指導方針は、幼児期の学習は体験が大事というわが家の教育方針とも合致しており、ぜひとも御校で学ばせたく志願いたしました。



*志望校の教育方針+家庭の教育方針の一致という典型的な志望理由です。校長先生方が「判で押したような志望理由」と嘆くのがこのパターンです。

*この志望理由の弱点は、どんな考え方で子どもを育ててきたか、具体的なイメージがわかない点です。

前半を大幅に省略して、「幼児期の学習は体験が大事」という部分を具体的に説明できると説得力のある志望理由となります。

*この通りに答えたのではお子さんの援護射撃にはなりにくいと思います。


志望理由をお聞かせください



本人が強く希望したからです。家族ぐるみでお付き合いをしている親友や後輩となぜお友達なのか?と娘に聞かれ、小学校からずっと同じ学校だったのよと答えたところ、私もママと同じ学校に行きたいと言いました。

年代をこえて家族付き合いできるのは100年という長い年月、普遍的な教育方針のもとに共通の人間性を培うことができたからだと思います。是非とも御校に娘を託したいと思い、志望しました。


*志望理由が「本人の希望」では安易すぎます。志望校は競争倍率7〜8倍の難関校です。お母様が卒業生であったとしても、有利な材料になるとは限りません。

*志望校のどういう点に魅力を感じたのか、なぜわが子を通わせたいと思ったのか、箇条書きでけっこうですから10〜20くらい書き出してください。

面倒くさいかもしれませんが、この作業が面接対策にも役立ちます。

志望理由をお聞かせください



学校見学会に参加させていただいた時、「友達力」という標語がいたる所に掲げられているのを拝見いたしました。

友達と共に学ぶことから、他者を敬う心、思いやる心、そして、自分を知ることができると思い、大変魅力に感じました。

そして、生徒さんの授業に対する真剣な態度や休憩時間の活き活きとした表情、来校者に対する礼儀の良さ、案内をしていただいた先生方の暖かさから、充実した学園生活が伝わってまいりました。

感受性の豊かな小学生の時期に、伝統ある貴校で情操教育、読書、自然体験を通して豊かな心を育ませて頂きたいと願い志望いたしました。


*先生方は「友達力」という言葉に強いこだわりをもっていると思います。「大変魅力に感じました」では、ちょっと素っ気無いですね。

「この3文字に御校の教育方針だけでなく、先生方の熱意が凝縮されていると思う」など、少しオーバーに表現したほうがいいでしょう。

*細かいことですが、他の志願者との違いを出すには、たとえば「先生方の暖かさ」の部分は、単純に「暖かさ」の一言で片づけずに、「姿勢がよかった」「服装がきちんとしていた」「清潔感があった」「言葉遣いが丁寧だった」など、具体的なことを言い添えるどうかで差がでます。

志望理由をお聞かせください



学校説明会の折、目標に達するためには我慢や粘り強さが大切であり、目先の学歴に捉われずどんな人間になって欲しいかをまず考えて欲しい、と校長先生がおっしゃられた言葉が大変心に残りました。

学ぶ楽しさを知り、そしてそれを原点として知識を獲得し自分の糧にして人生に根を張って生きて行って欲しいと私たちは考えておりますし、その考えに通ずるものは御校での教育でしか得られないのではないか、と思っております。

これからの時代、学校、家庭、地域が一丸となって子どもを育てていくのがいっそう大切となってくるにちがいありませんし、そうあって欲しいと親として願っております。

学校は学校、親は親というつながりではなく積極的に親にも学校に関わって貰いたいと学校側から言って頂けるというのは、精一杯学校に協力したいと考える私共としましてはこれほど嬉しいことはありません。


*前半は、単に校長先生の話がよかったというだけのことであって、志望理由としてはちょっと平凡という印象があります。

*後半の保護者として学校の運営にどう協力するかという部分は見事です。「親にも学校に関わってもらいたい」という学校の要望に対して、単に「協力する」という姿勢ではなく、「これほどうれしいことはない」と積極的に歓迎する姿勢をきっぱりと示した点は高く評価されるでしょう。

*「平凡な志望理由」を十二分にカバーしています。

志望理由をお聞かせください



私どもは、他愛精神にあふれた人に成長してほしいと願い、奉仕や感謝の心を大切に育てて参りました。

2歳から2年間の海外生活、自然や動植物とのふれあい、奉仕活動、家事の手伝いなど、豊かな体験を重ねて参りました。

貴校の「カトリック教育」「総合教育活動」が娘の心をよりよく育て、生きる力を与えて下さるものと確信し、志願させていただきました。


*「2歳から海外生活」「奉仕活動」「家事の手伝い」など、質問材料がふんだんにある志望理由となっています。

*面接官の質問を引き出しやすいということは、一問一答をこちらのペースに持ち込めるというメリットがあります。

*再質問への答えには、志望校の教育方針を意識した内容を盛り込むようにしてください。

(志望理由に関して)今のお父様への質問、お母様はどう思いますか?

願書を書く前に夫と幾晩も話し合いました。また、御校の学校説明会や公開行事には夫とともに出席させていただきましたが、私も夫同様に御校の充実したカリキュラムに魅力を感じております。

夫の話にあえてつけ加えますと、校長室の前に飾られていた児童の生け花を拝見しましたが、よくぞここまで指導されたものと先生方のご努力に頭が下がります。

こういうことが伝統の重みなのかと感じ入りました。


*単に、「夫と同じです」と答えるのではなく、「夫と幾晩も話し合いました」「学校説明会や公開行事には夫とともに出席させていただきました」とさりげなくPRしていること、そして、「あえてつけ加えますと」と父親とは別の視点から志望理由を答えている点がいいですね。

*父親に対して志望理由などを聞いた後、いきなり母親に向けてこの質問が出るケースが少なくないようです。その逆もあります。想定質問に関してはどちらに質問されても答えられるようにしておいたほうがいいでしょう。


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