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 web上で面接の練習をしませんか?



*面接の場では、緊張して考えていることの半分も言えないのが普通です。「書く」ことによって、言いたいことが明確になります。簡潔に答えることができます。面接官との一問一答をリードすることも可能です。
*予想される質問、あるいは事前に用意している答えに自信がない場合、回答例をメールで送ってください。コメントをつけて返信します(無料)。
*この「web面接講座」は「お入学くらぶBコース(願書の添削コース)」会員が対象です。


web面接講座のサンプル(「その他」編)

質問項目

回答例

注意点

本校に期待することをお聞かせください

貴校での情操教育を通して、豊かな心を育み、人格形成の土台を築いて欲しいと願っております。また、学習習慣を身につけ、基礎学力を身につけることや、挨拶や言葉遣い、女の子らしい振る舞いや気配りができるようになって欲しいと思っております。



*「学習習慣を身につけ」「挨拶や言葉遣い、女の子らしい振る舞いや気配りができるように」は家庭の役割です。学校に求めてはいけません。
*この質問に関しては、「要望」「要求」は控えめにしてください。志望校の教育方針の理解と協力姿勢を示すことがポイントです。


本校を知った理由はなんですか?



友人の卒業生や、在校生のご父兄から、時折学園生活のことを伺い、興味を持ちまして、娘が年中の頃より公開行事を主人と拝見させて頂いて参りました。

その中で特に魅力に感じたことは宗教を通しての情操教育でございます。貴校では情操教育を大切にしていらっしゃいます。作品展を拝見させて頂いた時、他者を思いやる気持ち、平和を思う心などが自分の言葉で書かれており、心の教育が行き届いていることに大変感動いたしました。

学力の高いことに加えまして音楽・図工・体育・書道などの芸術分野にも力を入れていらっしゃることは、様々な能力を伸ばす土台となり、大変魅力に感じております。

普段、利用する駅で貴校の児童をときどきお見かけしますが、マナーのよさや、いきいきとしたとした利発な表情を見るたびに娘を通わせたいという思いを募らせておりました。

身近には自然が感じられ、教室から見える緑の木や、広く明るい校舎など訪れるたびにその思いが強くなって参りました。情操面、学力、そして環境にも恵まれている伝統のある貴校で娘を成長させて頂きたいと願いまして志望いたしました。



*最初の「友人の卒業生や在校生のご父兄から、時折学園生活のことを伺い」、「娘が年中の頃より公開行事を主人と拝見した」‥‥これで質問には答えているのですが、面接官の反応によっては、一気に志望理由まで話をふくらませてもいいと思います。
*その場合、答えが長くなるようなときは、「3つございます。1つは‥‥、2つは」と答えたほうが相手も理解しやすいと思います。
*「1つは‥‥」が話し終えたら、「一呼吸の間」をとるようにしたらいいと思います。「しゃべりまくる」にならないよう注意してください。
*父親と母親に同じ質問をしてくる場合があります。重複しないように準備しておいたほうがいいでしょう。

どんなお子さんですか



息子は明るく元気な性格です。たまたま泣いている赤ちゃんを見かけたりしたときは、面白い顔や歌を歌ったりするなど、ひょうきんなところもあります。また、先日家族で公園を散歩中、見知らぬご老人が転倒したときは、私どもが何も言わないのに、さっと駆け寄りハンカチを差し出していました。お礼を言われ、うれしそうな顔をしていました。



*「赤ちゃんに面白い顔をしたり歌を歌ってあげる」「お年寄りが転んだとき、ハンカチを差し出した」など、具体的なエピソードがあると、どんな子かを説明しなくても面接官はさまざまに想像してくれます。
*エピソードを添えることがどれほど説得力を持って聞き手に好印象をあたえるか、典型的なケースです。

どんなお子さんですか


とてもやさしい性格の子どもです。お手伝いが好きで、妻が料理をしていると自分も何か手伝いたそうに台所でたっています。



*「やさしい性格です」は平凡です。もっと試験官の印象に残るようなことはありませんか?あるいは、そこをもっと聞いてみたいと思わせるようなエピソードはないでしょうか。
*「頑張り屋です」「我慢強い子です」「集中力があります」など、具体的なエピソードを添えてアピールできないかどうか、もう少しお考えください。
*「お手伝い」に関しては、この答えでは単に「台所に立っている」だけとなります。手伝いが好きであれば、どんなことを手伝わせているかを具体的に説明したほうがいいでしょう。
*面接官が「どんなことを手伝わせていますか」と聞いてくれればいいのですが、短時間で沢山の保護者に会わなければならないのです。こちらから積極的にアピールしないかぎり、助け船はだしてくれないと思ったほうがいいでしょう。


小さな子どもが巻き込まれる事件が多くなっていますが、どうしたら我が子を危険から守れるとお考えですか。

犯罪だけでなく、交通事故など、子どもをさまざまな危険から守るのは親の責任と思っています。このため、小さい頃から交通ルールをきちんと守ること、交差点を渡るときは信号を確認するだけでなく、左右の安全を確かめてから渡ること、クルマが通る道路では急に走り出したり飛び出しはしないことなどを外出をしたつど言い聞かせて来ました。また、知らない大人からお菓子をもらったりしないこと、一緒にどこかに行こうと誘われてもついて行かないことも教えています。怖くて嫌だと言えないとか、無理に手を引っ張られるようなことがあったら、その場で大きな声で泣きなさいとも教えています。



*入学後は一人で通学することになります。どんなときに、どうしたらいいか、具体的に、どんな指導をしてきたのかを知りたいというのが、この質問の狙いです。
*子どもの教育は学校と家庭の二人三脚というのが各校の基本的な姿勢ですが、子どもの安全指導に関しては保護者の責任であることを表明する必要があります。トラブルに巻き込まれても学校にクレームをつけるようなことはしませんと宣言したほうが学校側は安心します。
*評論家めいた解説は無用です。また誰でも簡単に答えられる質問ですが、ポイントは子どもの安全に本当に神経を使って育ててきたかどうかです。親が立派なことを答えても、「デパートで迷子になったらどうしますか」と聞かれて子どもが答えられないようでは困ります。「困ったときは、大声で泣け」とつけ加えたのは、いかにも本当らしくていいですね。


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