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「願書・面接資料の書き方」添削事例


*願書や保護者面接は合否に大きく影響します。受験校のホームページから抜き書きしたような志望理由であれば、「合格しても入学する気のない受験者か」と警戒します。お子さんが頑張って合格圏内に入っているのに、父親が志望理由をきちんと答えられなくて不合格になったというケースは「まれに」ではなく「たくさん」あるとおもってください。それほど願書と保護者面接は大事です。


志望理由編(その4)


「志望理由」の文案(原文)*文案は編集部で加補筆しています。



我が家の教育方針は、自分にも他人にも優しく大切にする心と、何事にも感謝の気持ちをもち、自ら学び、最後までやり遂げようとする強い力をもってほしいと思っております。

そのために、日頃から、園のお友達が困っていたり、寂しそうにしていることに気づいたら、優しく声かけをして、みんなで仲良く遊べるよう考え工夫することをや、自ら興味を持って始めたことは、最後まであきらめないで、成し遂げること。目標をもって積極的に納得するまで行動することの大切さを伝えております。

公園や児童会館へ出かけ、多くの子供たちと交わることで、人との関係や心を理解できるように努めております。休日には、親子一緒に海や山、動物園や水族館や展覧会や音楽会などに出向き自らの体験的活動教育を親子で心がけております。

貴校の目指す児童像や教育目標は、まさに私どもの教育方針に通じるものがございます。



ポイント*面接官の評価・印象



志望校では、○○タイプの子どもが合格している、だから‥‥とばかり、「優しい」「感謝」等々の言葉を並べただけと面接官は誤解します。

このテの願書の場合、面接官は、最初の2〜3行を読んだだけで、次の願書に手を伸ばしていると思ってください。かりに事実を書いたとしても、多くの願書が同じような内容のことを書いています。「またか・・」とウンザリしているかもしれません。



ポイント*原文のどこが問題か



自分にも他人にも優しく大切にする心」「何事にも感謝の気持ちをもち」「自ら学び」「最後までやり遂げようとする強い力」‥‥そういう子になってほしい、育てたいという気持ちはわかりますが、ちょっと欲張りすぎです。

まだ提出までに時間はあります。全面的に書き直しをお勧めします。


添削のポイント



まだ就学前の子どもです。「思いやり」とか「感謝」などと大袈裟なことではなく、幼稚園ではケンカをしたことがないとか、人見知りをしない子です、初めてのお友達ともすぐ仲良しになれますといったことでいいのです。

手近な場所にメモ用紙を置いておき、どんなことでもいいからを思いついたこと、見たこと、子どもと話をしたことなどをメモしておくのもいい方法です。「このお魚はどこでとれるの?と聞かれた」「玄関の靴を自分できちんと並べていた」「小さなゴミを拾ってくれた」‥‥このメモを居間の壁にピンか何かで止めて、毎日眺めていくうちに、わが子はどんな子かが自然と見えてきます。

最初に書いていただいた作文(「わが子の将来像」)の中で、家事をよく手伝ってくれる子という箇所がありました。何歳ぐらいから手伝わせるようにしたのか、何歳のときにはどんなお手伝いができたのか、お手伝いをするようになってから、たとえば、行動にメリハリがついた、時間の感覚を理解できるようになったなど、どんなメリットがあったのかもあわせて書いてください。

自然とお手伝いをするようになったのではなく、お母さんがそう仕向けたと思います。それが家庭の教育方針につながってきます。



 添削事例(志望理由)その1
 添削事例(志望理由)その2
 添削事例(志望理由)その3
 添削事例(志望理由)その4
 添削事例(志望理由)その5
 添削事例(志望理由)その6
 添削事例(志望理由)その7
 添削事例(志望理由)その8


「願書の書き方&一問一答」講座への入会