私立の受験者数減少に歯止めがかかっていません。こういう時期、学校側がもっとも重視するのは、保護者に本気で入学する意思があるのかどうかです。受験するのは御校だけという保護者には、いちおう形ばかりの試験は受けてもらうけれど、事前に、合格をほのめかしたいほどでしょうね。
どんなご両親なのか、人柄はどうなのか、本校のどういう点を高く評価してくれたのか・・面接ではいろいろお話を聞きたいとおもっているはずですが、ここが大きなポイントになっていますよ。
願書の志望理由を見て、こういう保護者に・・と好感をもった場合、保護者面接は、マイナス材料探しではなく、「いいとこ探し」になります。答えにくい質問は出ません。平凡な答えでも、好意的に受け止めてくれます。
ついでに申し上げますが、この保護者の第一志望校は別だと判断した場合、たとえば、本校は第一志望ですか? 本校以外にどこを受験しますか?などと、厳しい質問が出る場合もあります。
お問い合わせの件ですが、志望理由は、「家の真ん前」だから・・ということですが、これを真正直に書かれてしまうと、学校側も困るでしょう。なぜ、1校受験か、別の理由を考えてください。
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