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 「願書&一問一答添削講座」
  添削担当者から
 

このコラムでとりあげている会員さんからの質問と添削担当者からの回答は、実際例をベースにしていますが、プライバシー保護の観点から、個人が特定できないように大幅に加筆・修正したケースもあります。お含みおきください。
  お母さんから講座担当者

Q 文章を書くのが苦手です
 

毎回、きめ細かくアドバイスしていただき、感謝しています。でも、ホントのことを言いますと、作文が大っ嫌いです。友人や知り合いなどからめずらしいものをいただいても、礼状を書くことをおもうと憂鬱になります。こんな私でも、きちんとした願書が書けるのでしょうか。

 

  講座担当者からお母さんへ

 

作文が好きという人はほとんどいないと思ってください。ある人は、箇条書きでメールを送ってきました。たとえば、こんな感じです。
テーマは「わが子の長所」。

1つ、元気です。
2つ、負けん気の強い子です。
3つ、明るい性格。

「わが子の長所」は、この3つだけでは、書けたとしても平凡です。試験官なり面接官の記憶にはのこりません。

「元気です」を例にとって、どう講座を進めたかを説明します。

まず、どう元気なのかをお伺いしました。たとえば・・と参考例をいっぱい書いて返信しました。風邪をひいたことはないか。幼稚園を病気で休んだのは何日くらいか。運動は何が好きか。駆けっこは早いか。お友達は何人くらいいるか。お友達とケンカすることはあるか・・10項目くらい書いて、それに答えていただくというスタイルですすめました。

風邪を引いたことがない。幼稚園は一度も休んだことがない。運動は何でも好き。お友達はたくさんいる。ケンカをしても、泣いて帰ったことはない・・ここまで聞き出すと、子供の長所を、たとえば「元気」をメインにして文章をまとめることも可能です。でも、まだ、平凡です。

「元気」という言葉に関連して、何でもいいから思いつくことをどんどん書いてメールで送って欲しいとお願いしました。50項目を超えた中に、この言葉がありました。

「毎朝、父親と一緒に庭につくった土俵の上で四股を踏んでいます」

これで、この子は合格すると確信しました。いずれその理由は詳しく書きますが、試験官や面接官の記憶に残る言葉やエピソードは、「雑談」の中から見つかるケースが多いのです。